試験前日の不安な気持ち
いよいよ、IELTSの試験を受けることになりました。
インターネットで試験を半年前に予約し、やれることはやったつもりでした。でも、なにせ試験自体がずいぶん昔に受けた以来なので、年甲斐もなく緊張していました。試験前日は眠れなくて、英語は聞き取れるかとか、英単語がわからなくて英文を読めなかったらどうしようとか、さまざまな不安が頭をぐるぐる駆け巡りました。
いざ試験会場へ
当日朝早起きして準備。所沢市で受験できたらよかったのですが、東京まで電車で移動。
試験会場はとある大学だったのですが、受験生は皆若い!見たところ大学生ぐらいの学生さんばかり。みんな、留学を目指してキラキラ輝いているんだなぁ。そんな中で40代のおじさんは試験会場において大変場違いに思われました。ちょっと気恥ずかしい自分もおりました。
受験する際は、身分チェックが大変厳しかったのを覚えています。写真撮影、パスポートでの本人確認、ずいぶん時間がかかりました。試験直前には、鉛筆、消しゴム、パスポートだけをカバンから出すように言われ、試験会場に入りました。そのため、写真がなくてゴメンナサイ。
席は、偶然一番前の席で、緊張してしまいました。周りの様子が見えないのは不安になるものです。こうして、試験が始まりました。
各セクションの様子
Listeningは、非情にも問題が1回しか流れません。先に問題に目を通して、全体の概要を聞き取って回答するのが定石とのことですが、言うは易く行うは難し、ちょっと聞き逃すと、どうしようどうしようという気持ちになり、焦ってしまいました。
Readingは、大問が3つで、私の読解スピードでは、全部精読していったのでは、とても60分の時間では終わりません。そのため、いわゆるskimmingで、多少の細かいところはすっ飛ばす(でも大事なところも飛ばしそう…)のが重要かと思いました。問題は、後の大問ほど難度が高いようで、とにかくスピード重視の試験だと思いました。
Writingは、グラフなどを簡潔にまとめるTask1と、課題に対して意見をEssay形式で述べるTask2がありましたが、Task1で予想していなかった問題が!構成を考えているだけで、時間の大半を使ってしまい、猛スピードで書きなぐりましたが、Task2の時間はなくなってしまうし、出来は散々。
その翌週に、Speakingの試験も受けました。Speakingは、話す相手もいないので(!)特段の対策をしておらず、英語ニュースのシャドーイングや、問題集の問題の答えを一人で空に向かって喋ったりする練習をしていました。ただ、前週のWritingのショックを引きずり、初めての試験ということもあり元気なく終了。
初めての結果は…
Reading | Listening | Writing | Speaking | Overall | |
Score | 7.5 | 6.5 | 5.5 | 6.5 | 6.5 |
でした。やっぱり、Writingの出来が散々で、大学の基準は一応超えているものの、バランスが悪いスコアです。これではロンドン大学に認めてもらえないかもしれないと思い、再受験を決意しました(受験料が高いので妻に平謝り)