会員種類・月会費・休会制度改定
先日、ティップネスの代表取締役社長名で、会員の皆様宛に書簡が届きました。
手紙では、新型コロナ感染症の影響により、フィットネスクラブを取り巻く環境が一段と厳しさを増しており、費用の削減だけでは現在の運営を継続することが困難になったとあります。
そのため、会員種類・月会費・休会制度を改定するとありました。
苦境にあるフィットネスクラブ
確かに、フィットネスクラブは苦戦しています。経済産業省によれば、フィットネスクラブの利用状況は新型コロナウイルス感染症の影響により大きく低下しており、コロナ禍前に比べ、2021年5月時点で6割程度に留まっているとのことです。
ティップネスも苦しく、2021年3月末の決算では、当期純利益で179億4000万円の赤字が出ています。
そのため、経営体質を強めるために、制度改定をするというのもわかります。
どう変わったのか?
私が気になるところで具体的には、
- 休会制度が最大6か月までとなり、休会中の会員は2022年3月1日付で自動的に復会となる。
- 月会費は会員種別にもよるが、全体的に値上げ。私が会員になっている「コーポレートレギュラー」で言えば、税込8,580円から税込9,680円と、1,000円の値上げ。コーポレート会員は通常会員と2,000円の価格差があったのですが、その差が1,000円に縮まり、コーポレートにするメリットが薄れたと言えます。
- アフター7&ホリデイという、平日の19:00から営業終了まで、土曜日・日曜日・祝日の営業時間内に使えるコースが、ホリデイの分がなくなりました。
(いずれも2022年3月から)
それでも…
まあ、このコロナ禍では値上げも仕方ないかなと思います。私にとっては、ティップネスが潰れてしまうことが一番困るので、多少の値上げは受容します。
その分、スタジオプログラムをより参加しやすい、充実したものにしていただければ結構です。
全体的に見ると、ジムやキッズは値上げがないもしくは値上げ幅が小さく、経費が比較的かからないのかなと思います。対してスタジオプログラムは、金食い虫かもしれません。それでもスタジオに参加します!