どんな科目が学べるの?
ロンドン大学の経済・政治学学士課程では、以下の12科目に合格しなければ、学位を取得することができません。
100 courses(1年次の基礎科目)(4科目)
- 経済学入門 Introduction to economics
- 数学 Mathematics(half course)
- 統計学 Statistics(half course)
- 現代政治思想入門 Introduction to modern political thought
- 政治学入門 Introduction to political science
200 and 300 courses(2〜3年次の応用科目)(3科目)
- マクロ経済学 Macroeconomics
- ミクロ経済学 Microeconomics
- 比較政治学 Comparative politics
以下から1科目選択(経済学系)
- 労働経済学 Economics of labour
- 国際経済学 International economics
- 公共経済学 Public Economics
- 開発経済学 Economics of development
- 産業経済学 Industrial economics
- 貨幣経済学 Monetary economics
以下から1科目選択(政治学系)
- 民主主義及び民主化 Democracy and democratization
- 欧州連合(EU)の政治及び政策 Politics and policies of the European Union
- 政治分析及び公共選択 Political analysis and public choice
経済学系の300 courseから1科目選択
政治学系又は国際関係学系の300 courseから1科目選択
あらゆる選択グループの200 又は 300 courseから1科目又はhalf course2科目
※科目名は、私の仮訳です。
LSEの選択範囲の幅広さ
ロンドン大学(LSE)の経済学の課程では、経済学を単体で学ぶこともできますし、経済学にプラスして、ファイナンスや経営、開発学、数学等が学べるコースが用意されています。私の場合は経済学+政治学です。その分必修科目・選択必修科目が増え、選択の幅が少なくなりますが、学びたいものが網羅されているので十分です。ただ一つ、計量経済学がprerequisite(その科目を履修する前に単位取得していないといけない必修科目)の関係で履修できないのが残念でしたが…
厳しいのがprerequisiteです。例えば、マクロ・ミクロ経済学を履修するためには、経済学入門と数学に合格していないと履修できないのです。好きな順番で履修することはできないので、科目を落とさないようにしなければなりません。初年度は100 coursesを取ることになります。基礎科目ですね。
なかなか魅力的な科目がそろっていますが、まずは初年度を頑張ります。