ロンドン大学 – 2023年度の試験に向けて

沿って | 2022年8月1日

勉強は既に始まっている

5月に今年度のロンドン大学の試験は終了しました。3科目の受験でしたが、全ての科目に自信のない点があります。ですので結果が全くわからないのですが、次年度に向けて勉強は進めます。

今年の科目が全部合格しているという前提で、来季の履修科目候補は、

  • 国際経済学(International Economics)
  • 国際政治経済(International Political Economy)
  • 管理経済学(Managerial Economics)

です。

国際経済学と国際政治経済は似たような名前ですが、前者は経済学系の科目なのに対して、後者は国際関係学系の科目です。これは残念な変更なのですが、数年前に履修できる科目が減ったことがありまして、少ない選択肢の中から選んだ結果こうなりました。

ロンドン大学経済政治学では、必修科目を除いた選択科目は、

  • 経済学系の3年次科目(300 course)から1科目
  • 国際関係学系または政治学系の3年次科目(300 course)から1科目
  • 全てのグループの2年次(200 course)または3年次(300 course)から1科目

となっていて、経済学の3年次科目としては「1900年以降の経済史」を履修済です。国際関係学系ということで、「国際政治経済」を選択したいと思います。

残り1科目は全てのグループから選択できることにはなっているのですが、2年次または3年次の科目は、prerequisiteとして履修に必要な科目があるので、実際には勝手気ままに選べるわけではありません。そのため経営学系の科目から「管理経済学」を選択したいと思います。

少し気になるのが、「管理経済学」「ミクロ経済学」とは重複している部分があり、もしかしたら履修ができないかもしれません。シラバス上は同一年度の履修でなければ大丈夫なようですが、ダメだったら仕方ありません。別の科目を考えます。

テキストは入手可能

ロンドン大学では、Student Portalの中にVirtual Learning Environment(VLE)というポータルがあり、教科書は自由に入手することができます。極端なことを言えば、科目履修しなくても勉強できるのかもしれませんが、試験と学位がないとさすがにモチベーションが上がりません。

また、教科書はこのVLEでのみ配信され、実物の教科書は送付されませんので、ダウンロードします。

VLEの画面。これまで履修した科目と新規に登録した3科目が選択できます。

ロンドン大学の教科書とは別に

今年度と次年度の間に、経済学や政治学で読みたかった教科書に取り掛かります。ミクロ・マクロ経済学を勉強し、読めるようになってきたのが嬉しいです。今回挑戦するのは「組織の経済学」という本です。

非常に分厚くて、まるで電話帳のよう。

著者はポール・ミルグロムとジョン・ロバーツという経済学の教授で、ミルグロム教授は2020年に、オークションに関する研究でノーベル経済学賞を受賞しています。組織に関する研究は私の興味のあるところで、LSEの経済政治学学士をクリアできたら、同じロンドン大学で組織や人事に関する修士課程に進みたいと思っています。

少しずつですが、8月頃と思われる試験合格発表までに読み終えたいと思います。

笑ってしまったお知らせ

ロンドン大学のStudent Portalを見ていたら、緊急のお知らせの文字が。何事かと思いましたら、ロンドン大学の学費のディスカウントが始まったので急ぎ登録するように、という詐欺サイトに引っかからないようにという注意喚起でした。

そのお知らせ

(個人的にはどうも納得いかないのですが)外国の大学だと、学費の一括納入などによる割引はしばしばあることのようで、引っかかってしまう人もいるようです。それにしてもロンドン大学の詐欺だなんてマイナー過ぎる。ちょっと笑ってしまいました。

1つの考え “ロンドン大学 – 2023年度の試験に向けて

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