ロンドン大学 – ネイティブに答案を見てもらう

沿って | 2020年11月6日

自分の答案はちゃんと相手に理解されているのか?

今年は新型コロナウイルス感染症の影響により、ロンドン大学は在宅での試験になるということは以前のブログでお伝えした通りです。試験の結果はまた追ってお知らせしたいと思いますが、今日は、会社のネイティブの個人レッスンを受ける機会があったので、思い切って出来上がった自分の答案を見せて、ネイティブチェックをしてもらうことにしました。英語の試験ですから、自分の書いた英語がちゃんと理解されているのか、不安になることもあります。構成や文法が修正されたら、それは次回の答案作成に生かすことができます。今回は、合格した科目の経済史の答案を見てもらうことにしました。

大量に直される!

ネイティブの方は、日本語もお上手でこちらの意図は確実に伝えることができます。文章の意味はきちんと理解してくれているようですが、とにかく直されるのは冠詞(aとかthe)です。特にtheの使い方で、削除されるもの、不定冠詞のaに直されるもの、修正のオンパレードです。冠詞は日本人が最も苦手な英語表現の一つではあり、私も気をつけてはいるのですが、それでもできていないなぁと思います。採点者から見たら、随分つたない英語に見えていることでしょう。

その次に直されるのは、単数形・複数形と、それに伴うbe動詞の変化です。こんなことは基本的なことだと悲しくなってしまうのですが、試験中ということもあり、そこまで気が回っていないのでしょうね。単数形・複数形の選択は、ネイティブでも微妙なところがあるそうで、日本人には難しいところですが、気をつけていきたいと思います。

その他の修正としては、形容詞の使い方も直されました。一読して意味が分からない形容詞もあったようで、その語を選んだ意図を聞かれて修正したりしました。語彙の選択で意味も変わってくるところですから、生半可な知識ではなく、確実に使える語彙を増やしていきたいと思いました。

それでも…

やはり、こういう機会は大変貴重でありがたいものです。自分の英語表現が独りよがりにならないように、第三者の目があるというのは助かります。たまたま私のいる部署にネイティブがいるのでそのような機会が得られましたが、今後も機会を見てお願いしようと思います。