SLに乗る
11月のとある日、雑誌で紹介されていた秩父鉄道の「SLパレオエクスプレス」に乗ろうと計画し、所沢から熊谷に行き、秩父までの列車の旅を楽しみました。かつて東北地方で活躍したSLのC58363は、埼玉県内の小学校の校庭で余生を送っていましたが、1988年に秩父鉄道でSLとして復活したとのことです。
熊谷駅で出発を待つSL。皆さん写真をたくさん撮っていました。
路線は熊谷と三峰口を結びます。私たち夫婦は、熊谷駅から御花畑駅までの片道ルートです。運賃(880円)と、指定席券(740円)がかかりますが、安価で楽しむことができます。
途中駅で撮影した客車。12系客車というそうで、昔ながらのレトロな客車です。座席は若干狭いのですが、それもまた味でしょう。
列車の旅では欠かせない駅弁。大宮駅で買っていくこともできたのですが、秩父鉄道が提供している「SLの車窓を楽しむワンプレートランチ」を注文しておきました。車中で配布してくれます。秩父鉄道沿線地域の食材をふんだんに利用したお弁当です。メニューは、
- 埼玉武州和牛のロースト
- 秩父ホエー豚のわらじかつ
- さいたまヨーロッパ野菜研究会の彩り野菜
- お米「彩のきずな」
- 秩父産野菜
- 秩父おなめ(味噌のこと)のバーニャカウダーソース
- ビーツ風味のポテトサラダ
でした。保存のため冷えていたのが残念でしたが、それでもとても美味しい駅弁でした。
車内販売もあり、秩父鉄道のグッズや秩父クラフトビールなどが販売されていました。
きれいな紅葉や長瀞の川下りも見られた2時間の旅も無事終了。最後に秩父駅でSLの勇姿をパチリ。これから秩父の街を散策します。