ロンドン大学 − ロンドン大学にした理由

沿って | 2020年6月5日

こうして通信制大学で勉強することを決めたのですが、さてどの大学にするか。

以下のページでもいくつかの大学が紹介されていましたが、調べてみると特に米国は学費が高い!通信課程も通学課程も同じ教育を提供するというタテマエかもしれないですけど、通学制とほとんど変わらない学校も結構多くて、早々に諦めました。

石丸賀久の留学コーチング
http://ryugaku-coach.blogspot.com/2014/07/mba.html

そんな中で検討対象となったのが、英国のロンドン大学でした。ロンドン大学とは、英国に所在するカレッジ制の連合大学の総称であり、それぞれの大学(LSEやUCLなど)が独自で運営されて連合を構成しているものです。その中に通信制大学もあります。各カレッジは、レベルや知名度も様々ですが、世界的に著名な大学も数多くあります。

ロンドン大学の通信制大学は、数年前はUoLIP(University of London International Programme;ロンドン大学国際プログラム)と呼ばれていましたが、現在ではUniversity of Londonと名称変更しました。

ロンドン大学の特徴をよく簡潔にまとめてある記述がWikipediaにありますので引用します。

「ロンドン大学の際だった特色は「人々のための大学」という伝統である。この伝統は、ロンドン大学の基礎団体のUCLが英国国教会の信徒にのみ進学が許されていたオックスフォード大学とケンブリッジ大学に対抗して、人種、宗教、政治的信条に関わりなく広く学問への門戸を開くため設立されたことに起因する。また、イギリスで初めて女性に学位を授与したのもロンドン大学 (UCL) である。

このような伝統を現在のロンドン大学で最も強く引き継いでいるのは通信教育課程 (External System) であろう。1858年に世界初の通信教育を開始したロンドン大学はチャールズ・ディケンズに「真に人々のための大学だ。屋根裏で勉強している靴職人にも教育の機会を与えている。」と賞賛されている。また、この通信教育で投獄中のネルソン・マンデラも学んでいる。

グローバル化した今日においてもこの「人々のための大学」の価値は揺るがず、世界180ヶ国50,000人以上がこの通信教育で学んでいる。(注:ちなみに、これらの事項は大学の誇りであり、ロンドン大学のHPでも明確に述べられています)」

そんな、通信制を大切にし、歴史のあるロンドン大学で学んでみたい!という気持ちはどんどん強くなっていきました。

ちなみに、英国にはオープン大学(日本の放送大学にあたる)という大学もあり、通信制の歴史があることもあり、安価でかつコースが非常に充実していましたが、上に書いた歴史や建学の精神を気に入っていた私は、ロンドン大学一択でした。