ロンドン大学 − 英語試験を受ける(4)

沿って | 2020年6月18日

IELTSの勉強を始める!

さて、IELTSの勉強を始めました。勉強時間は朝の1時間と夜帰ってきてから。その代わり朝の電車で仮眠をとって眠気を飛ばす作戦にしました(私の電車に乗っている時間は片道1時間程度です)。その頃は、仕事が割と忙しかったので、なるべく早く帰宅しつつも、一日の勉強時間が取れない代わりに、土日に集中して勉強していました。夜の電車の中では、下記の英単語3800を繰り返し見て聞いては覚えて、語彙力増強に務めました。

でもやっぱり年齢のせいですかね。覚えてもすぐ忘れての繰り返しです。自分の頭の悪さにほとほと呆れながらの勉強でした。参考書は下記の4つを主に使いました(以下の書籍名は最新版で、実際に私が使用していたものからは改訂されています)。

【英単語】
TOEFLテスト英単語3800 4訂版 (TOEFLテスト大戦略シリーズ) 

これはTOEFL用のものでIELTS用の単語集ではないですが、留学に必要な単語を網羅しており、いい単語集です。語彙の分野も文系・理系問わず、必須のものばかりです。CDがついており、耳からも覚えることができます。IELTSの試験自体は、本書のLevel3まであれば全く十分だと思いますが、実際にロンドン大学で勉強すると、Level4でも足りず、わからない単語が頻発すると感じます。どこかで見たことある単語なのに意味を調べてみると、この単語集に載っているということは日常茶飯事で、私の語彙力不足を痛感します。語彙があまりに不足していると、明らかに学習能率が落ちるので、もっとしっかり勉強しておけばよかったと思っています。

【試験対策】
IELTS実践トレーニング CD2枚付

一番最初に使ったIELTSの参考書・問題集で、日本語のもので慣らしていこうと思い購入しました。実際の試験より難易度は落ちますが、試験の形式に慣れるという点では良かったと思います。私の性格的に、最初から難しいものにぶち当たって自信をなくすよりも、まずは簡単なものから手を付けたのは結果的に正解でした。回答のコツも盛り込まれており、IELTSの初心者にはありがたかったです。

IELTS 14 Academic Student’s Book with Answers with Audio: Authentic Practice Tests

私の使っていた頃から随分バージョンアップしています。公式の問題集ということで、これはIELTSを受験する方は必須ではないでしょうか。私も、IELTSの独特の試験方式、出題形式について、この問題集から得ることは多かったです。繰り返して解きました。IELTS独特の試験内容も一通り網羅しており、試験会場で面食らわずにすみました。ただ、実際の試験はこの問題集より難しいと感じます。その意味では、問題集に終止するのではなく、英字新聞やBBCの英語放送など、より高いレベルに慣れていた方が、遠回りかもしれませんが真の英語力につながったかなとも思います。

【Writing】
TOEFLテストライティング問題100 改訂版 (TOEFLテスト大戦略シリーズ) 

また別に書きますが、私はIELTSでのWritingが苦手(実際点が低かった)なため、別の教材で対応する必要がありました。この本は、Writingの基礎(導入、展開、結論)の書き方を一から教えてくれる本で、英語のEssayを書いたことのない私には目からウロコでした。英語圏での論文の書き方はこうなんだという指針になりました。これは、今のロンドン大学でも使える知識で、非常に有用でした。

これらの本を使って、試験は余裕を持って半年後に設定して、ひたすら問題集を解いていたのでした。