ロンドン大学 – 学士入学制度

沿って | 2020年7月10日

もう学士を持っている人は検討の余地あり?

ロンドン大学にはGraduate Entry Routeというのがあり、いわゆる学士入学制度です。正規のStandard Routeが学位取得までに12科目の履修を必要とするのに対し、学士入学コースだと9科目の履修で学位が取得できるというものです。

ロンドン大学のホームページによれば、Graduate Entry Routeのコースを履修するには、「ロンドン大学において認められた最低3年間のフルタイムを基礎とした大学又はその他の機関において既に学士の学位を保有している者」という条件の他、英語と数学の要件があります。これに日本の学位が認められるかどうかは微妙ですが、その学位と国(英語圏の教育かどうか)を考慮に入れつつ、ひとえにアドミッションオフィスの判断かと思います。

既にある程度の教育を受け、学位取得までの費用や期間を短縮したい方には選択肢の一つになると思います。

欧米だとセカンドバチェラー(2つ目の学士)も珍しくないといいますから、このような選択肢も設けているのでしょう。

少なくとも私の履修している経済・政治学の課程ですと、必修科目や選択科目の枠組みはほとんど変わらず、履修する科目数が減っているだけです。

私の場合、むしろ数多くの科目を履修して幅広い知識を蓄えて勉強したかったことから、学士入学制度は検討しませんでした。その分クリアする科目が増えますが、それだけに意味があることだと思っています。

ただ、現在学習中の経済・政治学を修了したら、学士課程でもまだまだ学びたい学術分野はあるので、学士入学もアリかもしれません。