学費の中身
ロンドン大学の年間の授業料としては、Initial registration fee(入学・初年度授業料)かContinuing registration fee(次年度以降年間授業料)のいずれかを学習年度開始時(学科によって異なるが経済・政治学(LSE)の課程の場合8月から)に支払います。これらの学費は、subject guideという、ロンドン大学作成による各科目の教科書と、オンラインのstudent portalの利用料に充てられています。ポータルの中には、オンライン図書館や、VLE(Virtual Learing Environmentの略で、各subject guideや、過去問、模試がダウンロードできる他、生徒同士のディスカッションフォーラムが備えられているウェブサイトです)の他、アカウント管理等のページがあります。
この他に、科目毎に期末の試験受験料を支払う必要があります。これは期末試験をロンドン大学に採点してもらうための費用で、これを払わないと受験票が送られてきません。これが意外に高額で、しかも年度途中に支払う必要があるので、各科目の進捗を見ながら、試験受験料を払い込むか(=受験するかどうか)を決める必要があります。
これと、以前のブログでも紹介しましたが、試験監督と試験会場を提供してくれる施設(私の場合飯田橋のブリティッシュ・カウンシル)に支払う費用があります。これは、ロンドン大学がホームページで掲載している費用一覧とは別途支払うものです。最新の価格表だと、1科目あたり22,000円ほどになります。
教科書代について
専攻する過程によっては、別冊で教科書もロンドンから送られてきますが、経済・政治学(LSE)では、subject guideの送付だけで教科書の送付はありません。自分で購入する必要があります。教科書代も気になる方もいらっしゃると思います。ロンドン大学は、教科書購入費用として年額300ポンド(約4万円)を見込むように言っています。ただ、私の場合、そこまで費用がかかったことはありません。その理由は、指定教科書を複数買ってもとても読みきれないので、一番重要な必修図書一冊を購入して、それに絞っているからです。日本語での副読本的な教科書を含めて、履修科目全部で3万円程度といったところでしょうか。
あとはひたすら自分で自習するスタイルです。このブログでもその様子をお伝えしていきたいと思います。