ロンドン大学との窓口
ロンドン大学の学生には、ユーザーネームと、ロンドン大学のメールアドレス(注:私自身は使ったことはありませんが…)を与えられ、ポータルサイトを使用する権利を与えられます。
ポータルサイトの中身
ポータルサイトには、例えば教材を送付する際の氏名や住所の登録のほか、大学に関する学費のオンライン支払サイト、過去の成績を参照できるサイト、試験日が参照できるウェブサイトへのリンク、オンライン図書館、VLE(Virtual Learning Environment)といって、subject guideをオンラインで参照できたり、学生同士のディスカッションができるサイトや、過去問や模試がダウンロードできるサイトがあります。
サイトとしてはよくまとまっており、ユーザーインターフェースも上々。学費のオンライン決済がうまくいかないことを除けば、特に不満はありません。特に素晴らしいと思うのは、My Enquiries という、ロンドン大学の職員が学生からの質問に答えるポータルです。これまで、願書提出時から、科目選択の可否まで、様々なことを質問してきましたが、回答はいつも的確で、迅速です。
反面、VLEはあまり使用していません(subject guideはやっぱり実物の本をめくったり書き込んだりしたいと思います)。生徒同士のディスカッションフォーラムはあるにはあるのですが、ロンドン大学からの関与があまりなく、学生が質問をしても、一方的に質問しっぱなしで尻切れトンボになってしまうことが多いです。なかなか難しいのかもしれませんが、チューター的存在がサイトを巡回して、議論の先導役を務めていただければ、改善するのかとも思います。
オンライン図書館は、ジャーナル(学術雑誌など)が、それこそ無数に存在し、学習に有益な存在です。ただし、闇雲に検索しても実のある本や論文にたどり着かないので、ロンドン大学から指定があったものを中心にダウンロードしています。その他、履修しているコースのプログラム概要などをたまに見たりしています。
大学から重要な連絡はメールで来るので、ポータルを万が一見逃していても、問題が生じたことは今までなかったです。