ロンドン大学 – 勉強道具

沿って | 2020年7月22日

私の7つ道具

ロンドン大学での勉強には、私は最小限の勉強道具で臨むようにしています。あれもこれもと手を広げてしまうと、ガジェット好きの血が騒いでしまい、勉強に集中できずに収拾がつかなくなってしまうのです。気持ちが弱いのですが、これはもう仕方がない。

1.メモ帳
計算式を書いたり、書きながら覚えたりするための書いては捨て、書いては破るメモ帳です。チラシの裏紙でもいいのですが、意外に量を消費するので、コストコで買った安価なアメリカ風メモ帳を使用しています。実はメモを破る音が気持ちいい。

2.ボールペン
試験体験記のところで詳しく書きたいと思っているのですが、ロンドン大学では試験の際の筆記用具は青色または黒色のペンまたはボールペンという指定があります。鉛筆やシャープペンシルは使用不可です。このことは、書き直しがきかないことを意味しています。そのため、試験の状況になるべく身を置きたいので、普段はボールペンを使用しています。

私もロンドン大学で勉強するまでは、筆記用具なんてどれも同じだと思っていたのですが、ちょっと高いもの(といっても500円程度のもの)を買うだけでも、全く書き味が違いますね。私はパイロットのドクターグリップシリーズを愛用しています。書いていても疲れることなく、滑るような感じの書き味です。

3.電卓
ロンドン大学は、科目によっては試験中に電卓の使用が許可されています。計算そのものよりは、課題に対する理解を問うているのでしょう(但し関数電卓はダメ)。電卓も、ちょっと値段を出すだけで、キータッチが素晴らしいものがあります。

まず、桁数があるのですが、ここはケチらずに12桁表示を選びました。桁数がオーバーしないかという不安がなくなります。

電卓はカシオとシャープが相当のシェアをしめているようですが、私はビックカメラで実際に試したキータッチの素晴らしさと、色あい(白とオレンジ)が気に入り、キャノンのHS-2200Aという機種を使用しています。

ちなみにロンドン大学では、電卓を使用した試験の場合、電卓の型番を記入する欄があります。これまで特段問題になったことはないので、引き続きこの電卓を使用し続けたいと思います。

4.電子辞書
これは私にとって極めて重要な相棒です。ロンドン大学の教科書を読んでいると、全く見たこともない単語によく出くわします。私も大学受験を経験し、それなりに単語は知っていると思っていましたが、その自信は木っ端微塵に打ち砕かれます。それも、背景知識のあるはずの経済学で…

そんなときの私の友は、電子辞書です。一昔前は、セイコーインスツル(SII)がDAIFILERという良質の辞書を作っていましたが、撤退してしまい、カシオ、シャープ、キャノンの三つ巴の闘いです。そんな中で、カシオの英語最上級モデルを、清水の舞台から飛び降りる気持ちで買いました。カシオのXD-SR20000という機種です(更に最新版が出ています)。

英和辞典はリーダーズ、ランダムハウス、研究社新英和大辞典をはじめ、数多くの著名な英語辞書、英英辞典もロングマン、オックスフォードなど、これでもかというラインナップ。日本語辞典や百科事典も完備されたものです(妻には高すぎると怒られた)。でも、それでも5万円程度、勉強には必要不可欠なものです。やっぱり、買ってよかったと日々思っています。英和から英英の切り替えが簡単で、本当にマニアックな言い回しも知っている大先生です。

5.パソコン
これは諸刃の剣の道具で、正しい使い方をすれば非常に有益な情報を与え、勉強の成果を簡潔にまとめてくれる一方、ダークサイドにはまれば、勉強中にネットサーフィンの海に溺れることになります(防止対策のアプリもあるようですが)。

私はMacのPagesで内容をまとめたり、英語の文献ではどうしても意味がわからないところをGoogle様に教えていただいたりしています。