ロンドン大学 – 試験を終えて

沿って | 2021年7月4日

今年のロンドン大学試験を振り返って

今年は、履修する科目を2科目に絞りました。「政治学入門」と「比較政治学」です。昨年は、欲張りすぎて結局1科目しか合格できなかったので、今年は何が何でも合格しなければいけない「政治学入門」と、同じ政治学として関連性が高い「比較政治学」を選択しました。2学年での履修が見込まれる「ミクロ経済学」と「マクロ経済学」は、来年に回すことにしました。

以前にもお伝えしたとおり、「政治学入門」は過去2年連続して不合格だったため、今年不合格になってしまうと退学となってしまいます。100番台の科目(1年次に履修する基礎科目)を不合格にすること自体大変恥ずかしい思いなのですが、勉強法がどうしてもつかめず、苦労しました。

終業年数は6年間ですから、あまり1年に履修する科目を減らしてしまうと、卒業できなくなってしまいます。私の場合はこれまでの2年で4科目(卒業まで12科目)合格しましたので、ペースとしては決して早いとは言えません。チャレンジする科目数をどうするかは、自分が確保できる時間と履修計画のバランスなのですが、ロンドン大学の勉強は手強く、1年で2科目ぐらいが適切なような気がします。Alumni(卒業者)の体験記を読んでると、最短年限の3年で卒業している人もいるのですが、私には(日本人には?)とても無理だと思いました。

勉強法の改革

それにしても、これまでの2年間は、決して満足のいく成績ではありませんでした。そもそも、勉強法が確立せず、日々の勉強法や、試験での答案の書き方など、自分で手探りで模索していくしかありません。今年は、過去2年の反省も踏まえて、徹底的にノート(私の場合はiPadのノートアプリ)に読んだことをまとめ、読み返していき、試験の過去問を繰り返し読み論文の構成を頭にまとめていく作戦をとりました。これが功を奏するかどうかは、8月に予定されている結果発表のときにわかりますが、うまくいくことを祈っています。