衝撃結果
御報告が遅れてしまいましたが、ロンドン大学のミクロ経済学の試験結果が出ていました。この科目は、過去2回不合格になり、あと1回不合格になると、三振アウトということで、それ以上の履修が不可能になります。11月に追試を受けたのですが、手ごたえはなく、嫌な予感がしておりました。結果は…
科目名 | 点数 | 合否 |
ミクロ経済学 | 28 | 不合格(Fail) |
3回不合格で落第決定!今年は、数多くの教科書も読んで臨んだのですが、やはり問題が大変難しかったです。結果通知にも、無情にも下記の記載が。
「Fail 66(ミクロ経済学の科目番号) at third attempt. May not attempt 66 again. Failure for 66 to be carried forward to classification.(仮訳:ミクロ経済学は3回目の試験で不合格となりました。同科目を再履修することはできません。(学位の)等級決定にミクロ経済学を持ち越すことはできません)」
5年頑張ったのに、退学かぁ、悲しいなと思ったのですが、驚いたことにシステム上ではまだ履修登録が可能な様子。改めて学則を読み直してみると、
等級 | 条件 |
Third Class Honours | 最低330 credits(11科目に相当)に合格し、360 credits(全12科目)を履修した者 |
Pass Classification | 最低300 credits(10科目に相当)に合格したが、履修済科目登録(ロンドン大学の審査により、類似科目について他大学の単位を互換できる制度)のため360 creditsを履修していない者 |
ということで、学位の等級は下がってしまいますが、まだ卒業の可能性は残っているではありませんか!これまで8科目に合格しておりますので、今年度登録している残り3科目を合格すれば、330 creditsの要件を満たせることになりそうです。優等学位(Honours Degree)の定義としてはThirdまでのようなので、せめてThirdを狙っていこうと思います。
それにしても、ミクロ経済学は大変難しかったです。経済・政治学学士の学位過程で、基礎中の基礎となるミクロ経済学が合格できなかったことは大変恥ずべきことではあります。しかしながら、さすがにロンドン大学のLSEが求める経済学の理解の度合いは高水準です。正直、日本語と英語の壁はあるにせよ、日本の大学で学んだ経済学よりもはるかに高レベルで、何よりも学生に本質を考えさせる問題ばかりでした。残りの試験も頑張ります。