ロンドン大学の勉強を振り返って その3

沿って | 2024年10月4日

率直な評価

今回のブログでは、ロンドン大学の主に勉学そのもの、ロンドン大学の学習内容へ正直に思うところを語ってみたいと思います。

  • ロンドン大学は評価も非常に厳しく、卒業は極めて難しい。それだけに国際的に高い評価と歴史が保たれていると思う。素晴らしい自己学習の機会だったのは事実。

  • 経済学、政治学とも、基礎知識から高度な知識まで、学士課程としては相当の知識を得ることができた。修士課程では経済学や政治学が学べなかったため、学士課程を選択したが、この判断は間違っていなかった。

  • 英語力は確実に上がる。ReadingやWritingの技能だけに影響があると思っていたが、不思議なことにアウトプット能力のSpeakingが相当上達した。

  • 反面、Readingは、未だにわからない単語があるなど、上達を感じにくいという印象。Writingも、記述のスピードはそこまで上昇した感じもなかった。

  • 6年間の期限は長過ぎ。これだけの期間、年に1回の試験だけでモチベーションを維持することは極めて難しい。初期の年次に覚えたことも忘れてしまうのが現実。

  • 知識をどのようにアウトプットすれば評価(得点)につながるのか、最後までわからなかった。

  • Youtubeや掲示板などの媒体でもいいので、大学からの指導や最新情報をもう少し期待していた。

  • 学費は年々上昇、円安もあるので、早めに終わらせるべき。安価なことがメリットだった学士コースも、相当の値上がりと円安で、今は全くお手頃価格ではなくなった。

  • 過去問は大事だが、頼り過ぎるのも危険。過去問やstudy guide章内の設問は、わからないなりに答案は日本語でも英語でもいいので全て用意すべき。

  • 日本語の教材も使ったが、あまり意味はなかった上に、それらに頼ったアウトプットは評価にもつながらなかった。困難でも英語を英語のままで理解すべき。日本語はせいぜい簡単に概念を調べる程度に。

  • 自分の中での体系化(理解のまとめ)が必須。それしか試験では役立たないし、応用も効かない。