【西所沢】弘法の湯

沿って | 2020年12月11日

所沢の銭湯

最近は、銭湯が、加速度的に減少しており、廃業される店も多いことはよくニュースでも取り上げられています。その代わりに、大型店舗のスーパー銭湯は、近頃のサウナブームも手伝って、流行しています。所沢市でも、以前は少ないながらもいくつかの銭湯がありましたが、現在は、市内には今回紹介する「弘法の湯」1件だけになってしまいました。

私も、飯能市にある喜楽里をはじめとしたスーパー銭湯にはよく行きますが、味のある個人店も昔から大好きで、近年の銭湯の廃業のニュースには心を痛めています。

今日は、弘法の湯に向かいます。西所沢駅から徒歩10分程度のところにあり、大通りから奥に入った、住宅街の中にひっそりとあります。

この銭湯は、ありがたいことに駐車場完備で、銭湯から徒歩2分程度のところに駐車場があります。車を停め、いざ向かいます。

入り口。銭湯らしい破風造りの門構えというわけではありません。ごく普通の銭湯です。なお、番台はフロント型。お婆さんに750円(450円+サウナ料金300円)を渡したところ、タオルと一緒にサウナ割引券ももらいました。

脱衣場・カランはそれほど広くはなく、でも掃除はしっかり行き届いている感じ。中のお風呂は、電気風呂、薬湯風呂、ジェットバス、水風呂にサウナです。サウナは温度が高めで、すぐ汗が噴き出てくる感じです。いつもTIPNESSのサウナに慣れている私には刺激的でよかったです。

驚いたのは、薬湯風呂の温度の高さ。温度計は44℃を示していました。私が普段家のぬるめのお湯に慣れているせいか、非常に気持ちよかったです。また、この銭湯の水は地下水くみ上げだそうですが、そのせいか水が柔らかく、水風呂も快適そのものでした。

残念だったのは、墨の入ったおいちゃんとお兄さんが何人かいて怖かったことです。今時珍しいなと思いました。特に何かされたわけではなく、偏見を持ってはいけないのですが、やはり威圧感がありますね。

身体の芯から温まり、体がとても気持ちよかったです。そこで店から出て夜の中看板をぱちり。風情があっていいですね。