【狭山ヶ丘】北田屋本店 115KITADAYA

沿って | 2021年5月26日

所沢の酒屋

所沢市内には、数多くの酒屋さんがありますが、このお店は、特にワインに強みを持つお店です。店舗ホームページによれば、先代の店主が所沢でワインが売れる店を作りたいと店舗を建て替え、新たにワイン専門店「115KITADAYA(創業115年目であることから)」をスタートさせたとのことです。

北田屋が取り扱うワインは、手頃な値段から高額なものまで様々ですが、そのどれもがコストパフォーマンスに優れたワインばかりです。つまり、この値段でこんなに美味しいの?という驚きがあるのです。この店のおかげで、外食の際のワインが値段の割に美味しく感じられなくなることもあり、北田屋で購入して自宅で飲む方がいいのではないかと考えてしまいます(原価率を考えれば仕方ないのですが…)。

店の外観。行政道路沿いに店があり、駐車場もたくさん完備しています。

店内の様子。フランスやイタリア、スペインのワインはもちろんのこと、オーストラリアやチリといったニューワールドのワインも数多く取り揃えています。我が家の予算帯は1本2,000円~3,000円といったところですが、それぐらいの予算でも、非常に良い品を入手できます。店主自らが書いたポップアップの説明書きがわかりやすく、参考にできます。

ちょっとお高めのエリア。予算オーバーであまり入ったことはないのですが、ワインの品質管理に力を入れていることがわかります。ちなみに、北田屋では頒布会もやっていて、1か月に1回、お値打ちワインを非常に廉価な値段で購入することができます。ワインの種類も豊富ですから、試してみてはいかがでしょうか。

北田屋は、ワインだけでなく日本酒などももちろん置いていて、今日購入したのは毎年1月に発売される「秩父錦 甕口酒」。甕口酒とは、もろみの搾り口から垂れてきた何も手を加えないお酒のことで、配送網が発達していない昔は、蔵人しか味わうことができなかったそうです。とても美味しいお酒で、毎年必ず購入しています。

本日は白「ストーンヘッジ・メリタージュ・ホワイト」と赤「ファン・ヒル サクラ」。白は、カリフォルニアのナパ・バレーにありながら、非常にコストパフォーマンスが高い、素晴らしいワインとありました。赤は、スペインのもので、名前の桜のとおり日本限定で販売されるワインです。これも値段の割に非常にフルーティーな味わいです。

所沢市内に(しかも我が家から比較的近いところに)このようなワインの専門店があるということは、信頼できるソムリエがいるようなものです。これからも利用していきます。

【店舗情報】
有限会社 北田屋本店
04-2922-0426
埼玉県所沢市東狭山ヶ丘5-2720
営業時間 9:00~21:00
火曜日定休
※現在の状況により、営業時間・定休日が異なる場合があります。