ところざわサクラタウンで展示会を見る

沿って | 2022年4月24日

ところざわサクラタウンの展示

東所沢のところざわサクラタウンは、レストランや書店なども魅力的ですが、様変わりしていくいろいろな展示会も素晴らしいです。今日は、3月の週末を利用して、「安彦良和 機動戦士ガンダム THE ORIGIN展」「大乙嫁語り展」の2つを見に行きました。

安彦良和 機動戦士ガンダム THE ORIGIN展

言わずと知れた機動戦士ガンダムですが、これは、キャラクターデザイン・アニメーションディレクターを努めた安彦良和氏の作品の原画展です。深遠な世界観が素晴らしく、原画も一見の価値ありですが、安彦氏の解説も、いままで気が付かなかった世界観が示され、行ってよかったと思えるものでした。

旧型ザク。お気に入りのモビルスーツ。

シャアとガルマ、ランバ・ラルとハモン、マ・クベ、ザビ家三兄弟。私が語るまでもない、機動戦士ガンダムの主要キャラクターたち。こうしてみると、連邦軍は写真に収めておらず、ジオン軍だけですね。子どもの頃はジオン軍は悪役だと思っていましたが、一面的にそうではないことが示されている、素晴らしい世界観です。

大乙嫁語り展

もう一つの展覧会が同時期に行われており、見てみました。これは、19世紀半ばの中央アジアを舞台にした漫画である「乙嫁語り」の原画展で、実は原作は全く見たことはなかったのですが、とても美しい絵と、仕事の関係で中央アジアに興味があり、見に行ったところです。

キャラクターの造形も素晴らしいのですが、衣服の美しいこと。写真は光に反射してあまり上手く撮れていませんが、十分に堪能しました。中央アジアの文化をよく研究されているなと思わせます。

どちらもとても充実した展示会で、これらを所沢で開催してくれたことに感謝しています。