所沢ミューズでの演目の幅広さ
ロンドン大学での試験も終わった7月の日曜日、妻と所沢ミューズでの音楽鑑賞に行ってきました。演目は「カニサレス 至高のギター・リサイタル」です。カニサレスとは、スペインのカタルーニャ生まれのギタリスト・作曲家で、フラメンコの要素を強く取り入れた演奏に定評があるとのことです。ベルリン・フィルやN響とも共演があり、世界的に有名なようですが、そんなギタリストが所沢に来てくれたのは嬉しいものです。
所沢ミューズは、所沢市民の文化芸術促進のための施設ですが、その演目は裾野が広く、オーケストラから文楽のような伝統芸能、またまた吉本芸人さんのお笑いなども開演することがあります。特に私は「ミューズメンバーズ倶楽部」に入会しており、年間2,000円という安い会費で、チケット割引、購入したチケットの無料郵送、優先予約などの特典が盛りだくさんに入っています。芸術の楽しみ方はいろいろあると思いますが、所沢でのおすすめのアプローチの一つだと思います。
本日のキューブホール。ミューズの中に3つある会場の中では、最も小ぶりな会場です。本日は脇の席ですが、最前列でした。
ギター・リサイタルということで、椅子とギターとスピーカーのみというシンプルなもの。
当然、リサイタル中は撮影はできませんが、最後の挨拶のところは撮影OK。隠れてしまいましたが、セカンドギターの演奏者もいて、とても良いコンビネーションでした。演奏はギターだけにもかかわらず、心を惹き付ける素晴らしいものでした。
アンコールもあり、会場出口に演目も書いてくれていました。
前半はオリジナル曲から5曲。後半はクラシック(フラメンコの要素を取り入れた国民学派)、フラメンコ、速弾きと続き、最後の曲は即興でギターを縦横無尽に使いこなす飽きさせない演目で、大変満足しました。所沢にミューズあり。あなどれません。