名著「ビジョナリーカンパニー」の続編
昨日読書感想記で御紹介した「ビジョナリーカンパニー」があまりにも画期的で素晴らしい本だったため、続編となるこの本を読んでみました。この本では、凡庸な企業が偉大な企業になるためにはどうすればいいのかを示している本で、著者によると、前作とは深く関連しつつ、ビジョナリーカンパニーとなる前の段階を説明しているとのことです。
前作に比べると…?
本作も素晴らしい本ではあるのですが、いかんせん前作が素晴らし過ぎて、それに比べると若干論拠が弱いように思います。前作も、今作も、綿密な調査に基づいていることは十分承知しているのですが、前作に比べて、ストンと腑に落ちるようなところが少なかったような気がします。それでも、翻訳もよくできていて、読んで良かった本でした。