西武秩父駅への鉄道旅行 – 52席の至福

沿って | 2024年3月15日

西武鉄道のドリーム・エクスプレス

西武鉄道には「52席の至福」という、旅するレストランをコンセプトとした特別列車(食堂車)が運行されています。ブランチコースとディナーコースがあります。今回、私達夫婦は、池袋駅を出発して西武秩父駅まで、約3時間の列車の旅となるブランチコースを予約しました。

なかなか予約も大変で、毎月第2木曜日に予約を受け付けるのですが、名前の通り52席しかないので、すぐに満席になってしまいます。4両編成の列車で、1両は厨房、2両が客車で、もう1両はフリースペース(かつては音楽を演奏)の構成です。

本日使える1日フリー乗車券。小手指駅から池袋駅も、これで移動できます。

今日乗車する車両。素敵なデザインで、4両のそれぞれに春夏秋冬が描かれています。客車は人が一杯で撮影できませんでしたが、厨房は写真を撮れました。

乗降の際には小さなカーペット。

座席のセッティング。私たちの席は2人席(4人席もあります)。あらゆるものに52席の至福のロゴが入っていて、高級感があります。

ドリンクメニュー。なお、ソフトドリンクは無料です。まずぶどうジュースをいただきました。

まずは1杯目の乾杯。妻はスパークリングワイン、私はコエドビール。

1品目は「秩父の冬を慈しむ前菜3種」。秩父産野菜や、武州豚、くらげを使ったアペタイザー。お酒が進む美味しい前菜です。

イチローズモルトのハイボール。量が良心的で、たっぷり楽しめます。

2品目は「秩父野菜とスッポン団子の至福のスープ」。滋味深い味わいに、スッポンの肉を白玉で包んだお団子がとても美味しい。

3品目は「武州産スペアリブのベリー黒酢煮込み おこげを添えて」。メイン料理です。これはとても美味しかった!甘辛いソースをおこげでいただけます。

秩父市収穫ぶどうを使ったロゼ。地元のものを積極的に取り入れていることは好印象。

最後に「金木犀ジュレとココナッツアイス 秩父苺のソース」と「よこぜの美味しい紅茶」。味も良かったが、特に見た目が綺麗で目に楽しいデザートでした。

西武秩父駅に到着。温泉に入ろうということで「西武秩父駅前温泉 祭の湯」に行きます。天然温泉は全部ではなく、混んではいましたが、なかなかいいお湯でした。

風呂上がりには秩父のお酒をいただきます。日本酒のコインサーバーでの飲み比べと、秩父麦酒の飲み比べ。秩父は酒どころで、こういう楽しみができますね。

ラビュー号でお帰り。秩父の日本酒の武甲正宗のワンカップを飲みながら帰ります。

短時間ですがとても楽しい旅でした。客層も落ち着いていて、安心して楽しめます。